❻忘れじの女性
東日本大地震では、我が家も罹災しましたので、生活再建の為に多い時で仕事を4つ掛け持っていました。そのうちの一つがレンタルビデオショップでの夜間勤務。
当然、色んな方が来店します。
人間観察できたし、あらためて立ち居振る舞いの大切さを学びました。
その中でも、唯一無二の印象を受けた女性のお客様の話を、今日は書きます。
年齢は20歳前後でしょうか?日焼けサロンにでも通っているのか?こんがりと褐色の肌(ガングロってやつ)アニマル柄のミニのワンピースに、目にはカラコン、髪の毛は銀髪でした。
化粧こそ、ケバケバしくはないものの、いかにも流行の最先端を行く『ギャル』そのもの。
運悪く、同じシフトの女の子は休憩中。「あ〜あ、きっと生意気にタメ口叩かれて、小馬鹿にしたような態度されるんだろうな…なんて身構えていましたが、どこか違う…「いらっしゃいませ」の挨拶にも会釈を返すし、歩き方もしゃんとしている。意外といい娘?などと失礼なことを考えていたら、「すみません、○○というタイトルのDVDありますか?」言葉遣いも態度も丁寧で、美しかったのです。
対応して差し上げたら更に、「ありがとうございます。」とお辞儀をし、「(このDVDが)観たかったので、助かりました。」と、キチンとしたお礼まで言ってくれたのです(*≧∀≦*)
まぁ、若いとねぇ、変に斜に構えた「屁の突っ張り」みたいな態度とる人が時々います。
勿論、そうではない若者の方が多いのですが、せいぜい、『普通』。
美しい立ち居振る舞いとまで言える若い人は、この女性が初めてでした。
否、年齢に関係なく最高に美しい立ち居振る舞いの女性でした。
出立ちこそ、logan世代の好みとは対極にある女性が、大人達の…否、全人類のお手本となるような立ち居振る舞いを見せてくれたのです。
年甲斐もなく、胸がキュンとしてしまったのは言うまでもありません(//∇//)
もう、暫くの間、目から鱗の大感動でした。
そして、自分の価値観、世界観と違う外見だけで、その人の人間性を疑って身構えた自分が、とてつもなく恥ずかしくなりました。
もう一度会いたい!…心から、そう思いました。
残念ながら、その女性とはその後2度と会うことはありませんでした。
たまたま帰省していたか?旅行に来ていたか?
前述の出立ちも、学生だったり夜の仕事ならば許容される格好ですし、流行に敏感な若い女性ならば尚更、一度はしてみたいと思うでしょうし、その年代にしか似合わないファッションもあります。
年を取ってくると、固定概念に捉われがちになります。それをついつい、若い世代に押し付けたくなりますが、受け入れて『消化』できることも、大人の器量だと思います。
TPOに合わせてスーツを着たり、それなりに場に合わせますが、中身(立ち居振る舞い)が伴っていなければ意味がないことを、常に意識したいものです。
今日の内容は、オシャレについてでは無いように見えますが、この時のloganの接客も『オシャレ』でした(^^)v
お客様であったからですが、30才以上も年下の(と、推測します)女性に敬語で接し、歩調を合わせ売り場へ案内し、「こちらでございます。」と手渡して差し上げた。
カッコいいと思いませんか?
オシャレだと思いませんか?
loganだけかな?そう思っているのは(笑)ʕʘ‿ʘʔ
ステキだと思ったら、男女や年齢に関係なく取り入れてみましょう。
但し、この場合男性がミニスカートを穿いたり、銀髪にするのではなく、立ち居振る舞いの美しさを取り入れましょう!と言うことなので…誤解なきよう、お願いします(笑)
ん?短髪ならば銀髪もアリかな?
白毛が気になっている方は一度、試してみては…銀まで行かなくとも、オールグレーってのも、なかなかオシャレだと思いますよ。
外したと思ったら、戻せば良いだけですヽ(;▽;)
脱線しました(>人<;)
今回はloganが胸キュンしたお話でしたが、逆に胸キュンされる可能性もあります!
そうなったら良いし、ステキですよね!(o^^o)
このブログをご覧の皆さん(皆さんと言っても、アクセスは日に2人程度ですが(笑)1日に1人でも、いつの日か(いつだよ?)女性に胸キュンしてもらいましょう!
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m